1.目的
身近な地域の大人が見守る中、子どもたちが自由な発想でのびのびと遊びながら、たくましく生きる
力を育む場である、「子どもの冒険ひろば」(以下「冒険ひろば」という。)の充実を図るとともに、市町
や地域団体等との連携・協力を進めることで地域ぐるみの子育てを推進する。
また、成長の過程で困難を抱え、不登校やひきこもりがちになった青少年を受け入れ、世代間交流を
通じて社会性を育む居場所としての機能を兼ね備えることで、地域の時代を担う青少年の健全育成を図
る。
併せて、ひろば体験を通じて子どもたちの“ふるさと意識”を醸成することを目的として、冒険ひろ
ばの新規開設・運営に取り組むNPOや青少年団体・グループ等を支援する「『子どもの冒険ひろば』補
助事業」を実施する。
2.対象
子どもたちが、“自らの責任で自由に遊ぶ”ことを原則に、土や木、水、火等の自然素材を使い、プレ
ーリーダーや地域の大人が見守るなかで、自由な発想でいきいきと遊ぶことができる冒険ひろばを県内
各地の空き地や公園の一部など野外空間を活用して開設・運営するもので、次の条件を満たしているも
のを対象とする。
1)常設ひろば(※)を1箇所必ず開設することとし、原則として年間10回以上実施すること
(1回の実施時間は、3時間以上とする)
※常設ひろばとは、あらかじめ定めた場所で開設し、原則として月1回以上実施するものをいう。
2)出前ひろば(※)の開設にも努めること
※出前ひろばとは、主体的あるいは地域団体等と協力して、臨時的に場所を確保して実施するも
のをいう。
3)青少年(中学生以上)の居場所づくりとしてのひろば(※)の開設に努めること
※青少年(中学生以上)を参加者、もしくはボランティアとして受け入れることにより、青少年
の心身の健全育成のための居場所として実施するものをいう。
例)中学・高校、大学等に呼びかけ、ボランティアメンバーとして参加
フリースクール等と連携して、不登校の学生を受け入れ など
4)開設する冒険ひろばでは現場運営を担うプレーリーダーを必ず配置すること。
5)感染症予防対策や熱中症予防対策などの安全対策を必ず講じること。
金額 |
上限30万円 |
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