助成金・補助金詳細

助成金・補助金情報

高齢社会助成/地域福祉チャレンジ活動助成

  • 事業分野 : 保健・医療・福祉
  • 問合せ先 : (公財)日本生命財団(ニッセイ財団)
  • 公募期間 : 2017年3月14日〜2017年5月31日

概要

高齢社会助成の趣旨
超高齢・人口減少社会を活力あふれる社会へ
ご高承のとおり、国民の生活水準の向上、医療体制の整備、医療技術の進歩、健康増進などにより、平均寿命は世界のトップクラスの水準となり、世界のどの国も経験したことのない超高齢社会を迎えています。また、少子化に伴う人口減少と、75 歳以上高齢者の急増による人口構造の不安定化、加えて長引く経済的停滞は深刻な社会保障財源の窮迫を招来しています。さらには地域社会や、従来の家族形態が変容し、まさに「単身生活者時代」ともいえる状況にあり、家族や地域の人々がお互いを支え合う力は脆弱になっています。 このように複雑で困難な社会状況の中で迎える「人生 90 年時代」を活力あふれる社会にするためには、自助・互助・共助・公助が一体となって人々を支え合う
社会の構築が喫緊の課題であります。この課題の解決に資するために活動、研究に対して助成を行います。

Ⅰ.地域福祉チャレンジ活動助成の趣旨
従来、本財団は「先駆的事業助成」と銘打って、認知症高齢者へのサービス開発と支援づくり、在宅福祉サービスの開発・整備等地域包括ケアシステム実現に向けて時代に先駆けた介護・福祉事業への助成を行ってまいりました。これらの助成事業の一部は介護保険制度を中心とする高齢者福祉制度に反映され、多様な事業主体が参入した様々な取り組みが広く展開されてきました。詳しくは本財団の
助成事業をまとめた「地域包括ケアの実践と展望」(中央法規 2014 年 12 月)を参照ください。
このような状況を踏まえ、本財団では2013年度より、助成の視点を「先駆的事業」から「チャレンジ活動」へと変更いたしました。
そして、今、「人生90年時代の社会システム・地域づくり」へ向けて何よりも求められていることは、地域包括ケアシステム(地域での継続的自立生活を支える)の推進、さらには地域の全ての人々が、一人ひとりの暮らしと生きがいを、ともに創り、高め合う社会の構築です。ついては、地域包括ケアシステムの展開、そして深化(高齢者を中心に全世代支援・多世代交流を志向)につながる活動へチャレンジするための助成を行います。


2017年度地域福祉チャレンジ活動助成募集要項
Ⅱ. 地域福祉チャレンジ活動助成のテーマ
地域包括ケアシステムの展開、そして深化につながる次の4つのテーマのいずれかに該当する活動です。
1.認知症(「若年性認知症」を含む)の人の地域での生活を支えるチャレンジ活動 (本財団恒久分野)
2.サービスの創出に向けてのチャレンジ活動(独自財源づくりを含む)
3.インフォーマルサービスとフォーマルサービスの連携による地域づくり に貢献するチャレンジ活動
4. 医療・介護・福祉・保健の連携を実現するためのチャレンジ活動

金額

1件あたりの上限額: 2,000,000円

URL

http://www.nihonseimei-zaidan.or.jp/kourei/02_gaiyo.html