【趣旨】
市民の力で「未来をつくりだす一歩」を踏み出そう。希望を持ち続けていくために。その土台となる「よりよい社会」の実現には、多様な人々が歩みよれる「公正さ」が必要なのではないでしょうか。ひとりひとりの想いや希望が生かされる社会を、みなさまとともに創りあげていくための新しい仕組みの市民ファンドです。
SJFの事業には、今回公募を行う「助成事業」、それと両輪をなす「アドボカシーカフェ」という対話の場づくりを行う「対話事業」があります。これらは、広く市民や企業のみなさまに支援へご参加いただくことで成り立っており、認定NPO法人ならではの税優遇制度を活かして募金を推進しています。
【対象活動】
以下の項目を満たした団体または事業であることを応募資格とします。
1)「不公正の是正」「市民社会の形成」を目的とした、アドボカシー事業であること
助成は「社会課題の現場で直接的な支援やサービスを提供する活動」ではなく、「社会課題の原因を改善し、新たな制度を提案するアドボカシー(社会提案)活動」で、現場・地域の直接的活動なども含めて普遍性のある活動を対象とし、以下の5項目を満たすことを原則とします。
(1) 社会の不公正を正す目的をもった活動
(2) 市民社会の形成に寄与する活動
(3) 自発性にもとづき自主的に運用されている活動
(4) 透明性のある情報開示をともなう活動
(5) 営利を目的としない活動
2)アドボカシーカフェを共催し、多様な市民との対話ができること
SJFでは、アドボカシー活動を実現するには一方的に意見を主張するのではなく、多様な皆さまとの対話による提案のブラッシュアップが欠かせないと考えています。そのため、助成決定団体については、助成団体が提案するテーマを共に議論し、意見を作り上げる場「アドボカシーカフェ」を共催し、企画協力やご登壇いただくことを条件とします。
ただし、アドボカシーカフェの開催費用(会場費・ゲスト謝礼金・印刷費など)はSJFが負担し、参加費はSJFの収入とします。
3)「助成発表フォーラム」への参加
【対象事業】
<公募テーマ 1>
「子ども・若者の未来に関する取り組み」
<公募テーマ 2>
「原発事故による社会課題解決への取り組み」
<公募テーマ 3>
「見逃されがちだが、大切な問題に対する取り組み」
【助成金総額】 3,000,000円
※詳しくはホームページをご確認ください。
金額 |
1件あたりの上限額: 1,000,000円 |
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URL |