日本NPOセンターと一般財団法人児童健全育成推進財団は、一般財団法人住友生命福祉文化財団の協賛を受けて2007年から「子どものための児童館とNPOの協働事業」(通称:NPOどんどこプロジェクト)を展開してきました。
この事業は、地域の課題に主体的に取り組んできたNPOと、子どもの拠点として活動してきた児童館との連携によって、子どもが地域の課題に触れる機会を提供し、子どもたちと地域が共に気付き、地域ぐるみで学びあう環境を創出する事業です。
こうした機会を広く提供するべく「どんどこ助成プログラム」として、全国から協働事業を公募し、資金支援を行います。
■事業の趣旨
一緒にやると「どんどこ」広がる コドモのミカタ
健全育成環境をつくるために「地域ぐるみで共に支え育ちあう」仕組みを、多様な団体との「連携」や「協働」でつくることが期待されています。本プロジェクトでは、行政の縦割りを超えて地域の課題に主体的に取り組んできたNPOと、子どもの拠点として活動してきた児童館との連携によって、子どもが地域の課題に触れる機会を提供します。子どもの自発的な活動により、周囲の大人も変わっていきます。新たな子どものミカタ(見方、味方)を発見してみませんか。
このプロジェクトの趣旨に賛同して協働事業を行いたい児童館を募集します。NPOとの協働経験は問いません。また、地域のNPOとのつながりがなくても応募いただけます。新規事業を企画しても、既存事業をバージョンアップする形でも結構です。児童館「だけ」、NPO「だけ」でプログラムを実施するのではなく、多様な団体と協働してみたい!という思いのある児童館をお待ちしています。
■助成概要
助成金額:上限20万円
助成期間:2017年7月~2018年2月末日
助成使途:協働事業にかかわる経費。採択後、事務局と計画を調整して確定します。
協働の対象:協働相手となる「NPO」は市民活動団体であれば法人格の有無を問いません。NPOが運営している児童館も応募いただけますが、自団体は協働相手にできません。
サポート:プログラム運営の相談対応のために、採択案件ごとに必要に応じて日本NPOセンターが事業サポーターを配置します。
■助成対象は?
本事業の趣旨に沿って、選考委員会にて審査します。その際、以下の視点を重視し、検討します。
協働性:児童館とNPOの両方の強みを生かして、互いに成長できるか。
地域性:地域の様々な関係者を巻き込むことができるか。
社会性:地域課題との接点が意識されているか。
実現性:実現可能性があるか。予算配分やスケジュールは妥当か。
主体性:子どもが主役になれるか。
※年間を通じて複数回行う事業も対象となりますが、一貫したテーマであることを条件とします。
■現時点で協働相手が決まっていない場合は?
決まっていない場合でもぜひご応募ください。応募書に「こういうことをしてみたい」という希望を書いていただき、内容に応じて、事務局や事業サポーターが協働相手を紹介します。(ただし、採択後、協働できる相手が見つからない場合は事業ができないことがあります。ご了承ください。)
金額 |
1件あたりの上限額: 200,000円 |
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URL |